お金の基礎編

知らないと損するお金の知識【後悔しがちなお金のよくある失敗】

はじめに

こんにちは、きいまるです。お金のことを勉強するのが大好きな母親です。子供にどんなふうに自分が学んできたお金のことを教えようかとよく考えています。

誰しもお金を使って生きていくのに、お金の勉強する人は少なく、知っているのと知らないのとでは、大きな差が出ると実感しているからです。

そこで、社会人になる前に知っておきたい、または子供に教えておきたいお金の知識・考え方・使い方についてブログで伝えていきたいと思います。

子供のいる人や、これから社会に出る人にぜひ参考にしていただけたら幸いです!

学校では習わないお金の使い方

お金をどういった使い方をすればいいのか、学校では習いませんよね。親からもらうお小遣いや、学生の時のアルバイト代などを自分で使う機会から自然と学んできたという人が多いかもしれません。しかし…

実際社会人になってから、貯金が全然できなかったり、クレジットカードのリボ払いをしていたり、高い保険に入っていたりと、意外と知らないせいで損なお金の使い方をしていると思う人をたくさん見てきました。

貯金・保険・投資・借金(ローンやクレジットカード)…避けては通れない道なのに、学校では習いません。

知らないと気づけない落とし穴

自分は大丈夫と思っていても、お金に関しては知らないとハマりがちな落とし穴があります。後から後悔しないように、前もってどんな失敗をしやすいか知っておきましょう!

貯金の落とし穴

貯金は自分の身を守るための装備のようなものであり、自分のやりたいことをやり幸せになるための土台でもあります。幸せになるための第1歩なのは確実です。

貯金ができるかどうかは性格にもよりますし、若い時は使いたいことも多いので、なんとなくやっているとなかなか貯まらないものだったりしますよね。「なんとなく生活してたら、貯金が全くできていなかった。」と焦る人も多いです。

一方、貯金はまったくリスクがないことのように思えますが、将来の物価上昇に備えられないことや、ほとんど金利がつかない定期預金に資金を拘束されてしまうデメリットもあり、その性質をよく理解しておくことは必要だと思います。

保険の落とし穴

保険はどんなものに入る必要があるかは人によりますが、多くの人は就職した時に会社で説明を受けそのまま入ることになったり、自動車購入や結婚したり子供ができたりした際に、どのような保険に入るか考えることになると思います。

保険に入る時に見落としがちなのが、私たちは国の年金保険や健康保険に入っているので、すでに最低限の保障は受けられる状態にあるということ。民間の保険はその足りない分を補う最低限でいいんです。

貯蓄型保険は、早い段階で解約しようとすると返戻金が元本割れしてしまうものが多いです。よく理解せずに入ってしまうと、もう少し安い保険にしたいのに、解約するにできない…と困ることも。

また、保険の種類によっては投資の性質を含むものもあるので、実は無自覚のうちに保険を通してリスクのある投資をしていたというパターンもあります。

クレジットカードやローンの落とし穴

借金も自分には無関係のように思う人が多いと思いますが、奨学金の返済や住宅ローン・カーロンなどは支払うことになる人も多いのではないでしょうか。

今の収入がずっと続くこと前提で返済金額や返済期間を設定し、後から収入が減ってしまった時に泣きをみることになるかもしれません。今の日本は給料は上がっていないのに物価が上がっている状態ですから、長期間に渡って支払いが続くローンは後から後悔する可能性も高いです。コロナ禍で住宅ローンが払えず自己破産した人も多いという話を聞きます。

特に住宅ローンなどは、みんなが組んでいる大丈夫と安易に決めてしまわないよう、じっくり考えた方がいいでしょう。

クレジットカードのキャッシングやリボ払いもまるで便利でスマートな支払方法のように宣伝されてることもあり、借金の自覚を持ちにくいので、知らず知らずの間に利息で借金がどんどん増えていってしまうなんてことも。基本的には手を出してはいけない支払い方法です。

投資の落とし穴

最近は新NISA制度が始まって、投資に興味を持つ人が増えてきました。投資を始めるのは早ければ早いほど良いと聞いたことのある人も多いかもせいれません。実際、若いほどリスクを取りやすく投資期間が長いほど成果が出やすいので、投資を始めるなら早い方がいいのは事実です。

ですが、推奨されている比較的安全な投資方法がある一方、短期で大きな金額を稼げる代わりに全財産を失うかもしれないギャンブルに近い投資もあります。

ネットなどのギャンブルに近い投資の成功話に振り回されず、堅実な投資をできるようにする必要があります。投資はリスクがありお金を失うことになる可能性もあるので、しっかり基礎知識を学ぶことが欠かせません。

まとめ

これからの時代、お金のことは学んでいた方がいい!

お金のことで誰しも絶対通る道には、落とし穴も多く存在しています。失敗から得る経験も大事ですが、知っておけば防げたお金の失敗はできるだけ防ぎ、上手に貯金することができれば、自分の満足のいく生活にいち早くたどり着くことができるでしょう。

昔は日本は右肩上がりに成長していましたから、お金のことはなんとなくでも困らず生きていけたかもしれません。ですが、今は変わってきています。

一生懸命働いても給料は上がらないのに、物価の上昇で生活費が上がっていく。年金や退職金は少なくなることが予想される。そんな中、子供を持つ人は教育費も貯めないといけないのに自分の老後資金も貯めなければいけないのです。

大人もお金の知識のアップデートを

今の日本の若者は厳しい状況に立たされています。保険や投資やローンなどについて、親が今までの感覚で教えると、今の若者たちは苦労を強いられるかもしれません。

大人もお金の知識をアップデートして、社会人になる前に子供に教えておきたいところです!

これから社会人になるという人も、ぜひ必要な知識を学んでおきましょう!

「貯金」について学ぼう

貯金があれば、何かあったときに自分の身を守ることができますし、投資も始めやすく、20年後、30年後に大きな差になることは間違い無いでしょう。

ですので、社会人スタートと同時に貯金もスタートできることがとても大事です!

「貯金の方法」、「貯金の目標金額」について知りたい方は、ぜひ下記記事を読んでみてください。

ABOUT ME
きいまる
子育て中の母親。FP2級取得。税金、社会保障、投資などの知識や、お金の使い方・考え方を優しく解説していきます。お金の悩みから解放され、どんな環境でも自分の満足のいく人生を送れるよう、お金や経済のことを勉強しています。